鍼灸適応症¦中風
-滋賀県守山市・県立総合病院(旧:成人病センター)近くの鍼灸院です‐
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鍼灸適応症
中風
中風
中風は「卒中」とも言います。急に発病し、変化も早く、その特徴が風邪の「善く行り数々変じる」という特性に類似していることから「中風」と呼ばれています。多くの場合、頭暈、四肢のしびれ、疲労感、急躁などの前駆症状が現れます。また、発病時には、突然の昏倒、意識障害、半身不随が起こります。軽症のものでは唯一、口眼歪斜(顔面神経麻痺)が現れます。
中風の原因(西洋医学的視点)
脳卒中の症状は“突然に”起こることが特徴です。脳の血管が詰まったり、裂けたりすることが突然生じ、その時から直ちに何らかの障害が生じるのです。何年も前から気にしている症状、あるいは数ヶ月前から何となくおかしい、といった症状の出現が特定できない異常は、脳卒中が原因とは考え難いのです。 脳卒中は脳血管障害とも言います
脳卒中は、脳の血管が詰まる“脳梗塞”、脳の細い血管が裂けて脳の組織の中に血腫(出血の固まり)をつくる“脳出血”、さらに脳の太い血管にできた脳動脈瘤が裂けて脳の表面に出血する“くも膜下出血”に分類できます。
その原因は年齢や性別によってさまざまですが、多くは動脈硬化による血管の破綻や閉塞によるものであり、脳血管の異常や奇形によるものもあります。症状も突然発症して障害が完成されてしまう場合、軽い症状から徐々に進行してしだいに重症になる場合、また軽い一過性の症状(前触れ)を繰り返した後に大きな発作を起こすこともあります。
中医学的視点([ ]内は中医学用語)
主として、[風]、[火]、[痰]と密接な関係があり、病変は[心]、[肝]、[脾]、[腎]などの臓器におよぶと言われています。
本病の形成は、主として[陰陽失調]にあり、したがって臓腑経絡の虚に根本があります。平素から[気血両虚]、[臓腑の陰陽失調]、[情志失調]、[飲食不節]、[房事倦怠]、[外邪の侵襲]などの誘因が加わることにより発病します。
病位および病状の程度に基づいて[中経絡]と[中臓腑]に分類されます。
中経絡(ちゅうけいらく)
・手足のしびれ、麻痺
・突然の口眼歪斜
・言語不利
・半身不随
・頭痛、眩暈、筋脈がピクピクする
・口やのどが渇く
〈治法〉[経絡]の流れをよくします
〈ツボ〉[半身不随]肩髃、曲池、手三里、外関、合谷、環跳、陽陵泉、足三里、解谿、崑崙など
[口眼歪斜]地倉、頬車、合谷、内庭、太衝など
中臓腑(ちゅうぞうふ)
・突然の昏倒
・意識障害
・粗い呼吸
・二便が出ない
・顔面紅潮
・手を握り締める
〈治法〉[痰濁]を取り除き[熱]を除去します
〈ツボ〉水溝、十二井穴、太衝、豊隆、労宮、関元、神闕など