鍼灸適応症¦腰痛
-滋賀県守山市・県立総合病院(旧:成人病センター)近くの鍼灸院です‐
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鍼灸適応症
腰痛
腰痛
腰痛とは、腰に痛み、炎症を感じる状態です。
腰痛はその期間によって急性(6週間まで)、亜急性(6~12週間)、慢性(12週間以上)に分類されます。
腰痛には様々な痛みの種類や原因があり、しっかりと診断しなければなりません。
筋肉や骨の原因の他に内臓からくる腰痛もあります。
腰痛の原因(西洋医学的視点)
①重い物や体を捻ったりした時に出る筋や筋膜の炎症、またこれらが慢性化した場合
②重い物や体を捻ったりした時に出る椎間関節の炎症
③椎間板の変形(椎間板ヘルニア)
④打撲
⑤脊椎の変形(すべり症や骨粗鬆症など)
中医学的視点([ ]内は中医学用語)
腰は[腎の府]と言われ、腰痛は[腎]と密接に関係しています。
【原因】
①外邪([寒邪]や[湿邪])が[気]や[血]の動きを阻害
②同一姿勢の持続や体に負担のある姿勢により[気]や[血]の動きを阻害
③老化、房事過多等により[腎精]を消耗し[腎血]不足となり腰部の栄養ができなくなる
④外傷や打撲により[気]や[血]の動きを阻害
などがあり、一括りに腰痛と言っても原因は様々です。中医学的には大まかに次のように分けることができます。※以下の分類にないものもあります。原因を探り治療します。
寒湿(かんしつ)
・腰下肢が重く、冷たく痛む
・冷やすと悪化する、温めると楽になる
・雨天、もしくは寒冷時に悪化する
・下肢がむくむ
・安静にしていても痛む
〈治法〉寒邪を散らし、湿を取り除きます
〈ツボ〉三陰交、陰陵泉、命門、腎兪など
湿熱(しつねつ)
・腰が重く、熱感を伴って痛む
・温めると悪化する
・雨天時に悪化する
・体が重だるい
・安静にしていると痛み、少し動くと楽になる
〈治法〉熱邪をおさめ、湿邪を取り除きます
〈ツボ〉委中、血海、曲池、次髎、腎兪など
瘀血(おけつ)
・チクチクするような痛み、また刺すような痛み
・固定痛(痛みの部位がしっかりしている)
・夜間に悪化する
・揉むと悪化する
・唇や爪の色が青紫色
〈治法〉血流を良くし、気の巡りをよくする
〈ツボ〉血海、委中、腎兪、膈兪など
気滞(きたい)
・張ったような痛み
・ストレスで悪化する
・痛みの部位が移動する
・ため息が出る
・イライラする
〈治法〉気の巡りを良くします
〈ツボ〉三陰交、足三里、気海、腎兪など
腎虚(じんきょ)
・腰下肢がだるい
・揉んだり温めると楽
・疲労で悪化する
・聴力が低下してきた、また耳鳴りや難聴がある
【腎気虚(じんききょ)】
・疲れやすい
・夕方になると痛みが出る、また悪化する
・めまい
・性機能減退
〈治法〉腎の気を補います
〈ツボ〉太谿、足三里、合谷、腎兪など
【腎陽虚(じんようきょ)】
・寒がり
・手足が冷たい
・夜中に何度かトイレに起きる
・むくみやすい
〈治法〉腎の陽気を補います
〈ツボ〉太谿、腎兪、命門など
【腎陰虚(じんいんきょ)】
・暑がり
・手足がほてる
・寝汗をかく
・口が渇く
〈治法〉腎の陰気を補います
〈ツボ〉太谿、照海、三陰交など